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メールカウンセリング事例集

アダルトチルドレン

「まいまい」さん、父は自殺、母から虐待でも愛されたい

 

2014年6月15日 

 

*** ハンドルネー� ***

まいまい

 

*** ご相談の内容 ***

 

まいまいというものです。

今年23歳になりますが、家族とうまくいっていません。

 

母は学歴主義者です。

学歴の低い人は相手にもせずに否定し続けています。

私には反抗期というものがありませんでした。

なぜなら母の敷いたレールから外れると怒鳴られる為

怖くて反抗できなかったからです。

 

幼い� �中学受験を経験し、その時覚えの悪かった私は

前日にやった事さえもできず頭がおかしい、精神科に連れて行くなど言われ、

コーヒーをかけられたり物でぶたれたりしました。

中学受験のきっかけは母が学生の頃私立に通う友人が羨ましいかったから

子供は必ず私立にいれるといっていましたが、

私も幼く母の言うとおりにしておりました。

 

幼いながらに母の期待に応えようと母に喜んで貰おうと

必死で勉強し見事合格しました。

ですが、私よりもずっと頭のいい兄よりも劣る為褒めてもらえませんでした。

中学に入り、アニメや声優さんに興味を持ち

母に声優になりたいと言った事があります。

その結果、冊子を丸め母の納得する回答を言うまで殴られ続けました。

 

自分の意思を母に伝えるのがとても怖くなり、

いつも母親の顔色を伺って、いい子でいる努力をするようになりました。

そして、不都合な事があると殴られたり

罵声を浴びせられるのが怖くなり平気で嘘をつくようになりました。

また、勉強ができない為に勉強のできる兄と

毎日の様に比べられ学歴コンプレックスなるものも持ちはじめました。

 

高� �にあがり、母方の祖父母の家を出て家族で暮らす事になりました。

この頃より母と父の関係があまりよくなく、

母から父の愚痴を毎日の様に聞かされていました。

高� �を卒業し、勉学が振るわなかったこともあり一浪を決意しましたが、

成果が出ずセンター試験の結果を偽り、

3週間に渡り毎日の様に暴言と暴力を受けました。

母に認めてもらいたかったのです。

 

その後、話し合いでもう一年大学受験勉強をする事になりました。

毎日の様に母にあなたは信用できない、勉強しているのか?と言われ続けそ辛い日々でしたがそれは自分のせい� と耐えていました。

 

その年の終わりに父が浮気している事が発覚し、父に対して私の時と同じ様に

毎日の様に暴言、暴力を続け父がいない時は私にずっと父の暴言をいい続 けてました。

結果、その翌年の2月に父がストレスが原� で病気になり生死を彷徨いました。

 

受験中の私はその年世間では最難関私立大学と言われる法学部に入学が決まり、

これで母が認めてくれる、褒めてくれるの� と喜びましたが、

あなた達は兄妹なんだから兄と同じくらいのレベルの大学にいけのは当然� 。

と言われショック� ったのを覚えています。

 

月日はながれ大学1年生の冬、父が自殺。

第一発見者は私と母。

 

その日なにも残さず死んだ父と自殺現場をみてしまった私と母は

お互いに更に依存しあうようになりお風呂も寝るのも一緒でした。

母が毎日のように泣き崩れる姿をみて母を支えなければいけないと思い、

父が生前務めていた会社まで3ヶ月間毎日会社の前まで送り

会社の前まで迎えにいっていました。

お昼も母からの呼び出しが あれば必ず一緒に食事をしたり、

 

自分を� 牲にして母に尽くしました。

 

毎日のように亡くなった父の悪口、

会社の愚痴を聞いていてうんざりしていましたが、

それで立ち直れるのならとずっと聞いていました。

母に、あなたがいてくれてよかったわと、言ってもらいたかったのです。

 

しかし、言われる事もなく母は条件の良い仕事をはじめる事になりました。

逆に母に尽くしていて、しなかったアルバイトを母に咎められ、

アルバイトもせずに…と毎日責められるように。

その頃、母が一人で仕事に行くようになり落ち着いた私は

一人父がいなくなった事の焦燥感にかられていて

なかなか新しい人間関係が築けずにいました。

 

そんな時、母が見つけてきたアパレル店でアルバイトをするようになりました。

が、人付き合いがうまくいかず、直ぐにやめてしま いました。

その事で何度も責め立てられました。

 

また母からの父に対する愚痴、新しい職場での愚痴と共に、

 

私が2浪しているということで本来ならばもう就職間近だった為

浪人した事を責め立てられ、思い悩み最終的に私が下した決断は

いま勉強している法律関係の国家資� �をとろう。

そうすればお母さんの� 担が減らせる。

迷惑か けなくてすむ。

と思ったのです。

 

結果は不合格。

しかし、合格率2%で、上位5%以内にはいれている自分に

これは母が褒めて応援してくれるのではないかと思いましたが、

合� �しなければ意味がない。

� からなに?努力が足りないと

精一杯の努力をしたにもかかわらず言われショックでした。

なぜ、母は私の努力を認めてくれないの� ろう…と。

 

また、勉強のできる兄が通っていた中高に母が職員として通うようになり、

母と兄との共通の話題がふえ疎外感を感じるようになりました。

三人で出かけても兄と母がおしゃべりし、私は後をついて回る…そんな関係でした。

ですが、兄がいない時は、母は私に電話をかけてきて買い物をしようといいます。

勉強の途中でも、友達と遊んでいる時も、

母に今は無理なんだと本音を伝えられず、母を優先します。

 

そして、そんな事を続けているうちに単位が足りず大学に呼び出され、

退学処分の勧告を受けました。

その時、教授の方々と面接する機会を与えられ、

ヒステリックを起し泣きながら退学� けは回避したい旨を懇願しました。

母が怖いのです。

また、暴力、暴言を受ける…怖くて中々いい出せず4月になってから母に伝えました。

 

母は案の定翌朝5時まで暴言、暴力。

ハンガーで殴られたり顔や腕、腫れるまで殴られました。

 

さらにヒステリックを起し自殺するとベランダにでたり首にコンセントを巻きつけたり

更にはお前は鬼� 、お前は悪魔だ!と狂ったように叫び暴力を続けました。

 

夜、寝る時も母に背を向けて寝る事ができなかったです。

殺されるのではないかと思いました。

単位が習得できず、� けていたのは私。

早くに言わなかった私がすべて悪いのはわかっています。

私がクズなことはわかっています。

でも母が怖いのです。

 

今は3日に一度の割合(母の機嫌が悪ければ毎日)

大学を退学にされた事を責め立てられたり、どこで� れと何時に会うのか、

何時に帰ってくるのか、しつこく聞かれ、門限は8時です。

 

また、司法試験を突� �しようと頑張っているのですが、

母は留学し一流商社に入社するのが夢� ったらしく、

勉強していると勉強もろくにできないのに

そんなの目指す� け無駄だ留学してこいと母の思うレールから

外れようとすると母の機嫌が悪くなり怒鳴られます。

また、母の友達の子供と比べられ

あの子はいい子なのにうちの子はと比べられる毎日。

 

他、学生でなくなった為外にでて事件に巻き込まれたらどうするのか?

自分の自由に外に出られると思うなよ。

と外に出させてもらえません。

 

おとといは母が仕事の後遊びに行き

遅く帰り家に� れもいない時も門限通りに家に帰り

コンビニで買ってきた夕飯を食べ、おいてあったゴミと一緒に捨てたら、

嘘つきと言われ、ゴミ置き� �まで確認にいっていました。

その他あげたしたらキリがありません。

 

自殺を何度も考えました。

 

ですが、母は人生踏みにじっておいて勝手にあんたが死んだら一生恨む、

死にたいのはこっちのほうだ!と言うのでとどまってます。

 

私がクズなばかりに母がおかしくなってしまったのでしょうか。

 

私が悪いの� とわかっております。

 

母と娘…一般的にはこのような関係なのでしょうか?

 

知らず知らずのうちに母の言動を深読みし、

傷つけない選択をし、言われていないことまでし、

自分を� 牲にしてしまう私はどこかおかしいのでしょうか?

 


###############################

 



<お返事>

「まいまい」さん、初めまして風早里美です。

お返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。

 

幼児期からの長い苦しみの時間を読ませて頂き、

辛い哀しい気持ちになりました・・・・・。

「まいまいさんの心」が、壊されてしまった・・・と感じたからです。

 

「まいまい」さん、貴女は何も悪くないのですよ・・・

貴女は、お母さんに褒めてもらいたかった・・・

愛してもらいらかった・・・・

認めてもらいたかった・・・、

その事だけを一生懸命に求めた哀しい小さな女の子なのです。

 

お父様の自殺も含め、色々なことは複雑で多岐に渡っていますが

私の場所にメッセージをされたということは、

「まいまい」さんが、『変わりたい』と思い始めたからではないでしょうか?

 

お母様の幸せの為に、「まいまいさんの心」があるわけではありません。

お母様の思いを実現する為に、「まいまいさんの命」があるわけではありません。

 

「まいまいさんの全て」は、「まいまい」さんの為にあるの� と私は思います。

 

「まいまい」さん、どうか医療機関に行ってください。

お母様のあり方が怖く、そういった選択が出来ないのかもしれません。

経済的な事もあるかもしれませんね・・・・。

お住まいになられている自治体の「福祉課」に行かれ、

今までの経緯を話される事も、大きな”きっかけ”になる可能性があります。

 

 

お兄様は、どうでしょう?

全くお母様に影響を受けて、「まいまい」さんの味方になってくれない方ですか?

今までの「まいまい」さんの役割に任せてしまっている可能性がありますし

お母様に相談・・・・という選択をされた� �合は、

更に辛い状況に追いやられる可能性もありますので、慎重にお考えください。

 

ただ、読ませて頂いた文面の随所に、病巣の可能性を感じる部分があります。

出来るだけ早急に専門の医療機関を訪ねられる事をお勧めします。

 

一般的な「心療内科」ではなく、「精神科」の方がベターではないかと思います。

時には医療機関の方々によって傷つけられる経験をされる方もいらっしゃいます。

しっかりと、”口コミ”等をチェックされ安心できる場所を探してください。

 

現在のお立� �を考えると、経済的な意味合いからも

自治体の「女性相談員」の方に相談に行かれる事が先決のように感じます。

行動に移されるのであれば、今後は暴力・暴言といった

モラルハラスメントを受けないような環境を手に入れる努力をして下さいね。

 

「まいまい」さん、

貴女を助ける事が出来るのは、最後には貴女自身です。

「まいまい」さんだけが、「まいまい」さんを救う事が出来ます。

 

「私はどこかおかしいのでしょうか?」

そう、最後に貴女は私に尋ねました・・・

 

どこか、”おかしい”ところがあるとすれば

本来、生まれてきた意味、「〈自分)幸せになりたい」という気持ちが希薄で

「お母さんに愛されたい」という幼児期の刷り込みを

お母様からの恐怖感によって刷り込まれている事だと思います。

 

本来、知性も身体も大人になっているけれど・・・

心が、幼児期のまま止まっているのかもしれないですね・・・

 

最初にお伝えしたように、それは「まいまい」さんのせいではありません。

でも微かに残った『健康な心』が、ここに書きこみをさせたの� ろうと思います。

貴女の中の何かが、本当の幸せを求めています・・・。

 

緻密な計画をされ行動に移しませんか?

壊れそうに感じるかもしれませんが「小さな勇気」を手に入れて

「まいまい」さんが、貴女自身を助けてあげてください。

 

応援しています・・・・・

 


 

 

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